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TVでやってたのを見ましたが、見たことありましたねw。ただ、再度見ても題材自体は考えさせられる。劇中の「そんなことは貴方が裁くことでも、私が裁くことでもない」それが全てで、それ以上でもそれ以下でもない。空白の2日間や、それを隠した美学?そこが、ストーリーを作る上で絶対的に必要であり、逆に考えれば、そこにだけ頼って物語が出来ている。キャストは豪華で楽しいが、寺尾聰の芯の通っているようで不甲斐ない男の演技で持ったようなもの。展開次第ではどうにでも出来たような気さえしてしまうが、樹木希林のハマリ具合や、正直考えさせられてしまい、鑑賞後にディスカッションする有意義さを与えてくれたという意味で5点。ただ、同じような体験をされているご家族には、手本になどしてほしくない作品。同情もする、経験のない自分にわかるはずのない感情もあるだろう。ただどう正当化したとしても妻をあやめる美しさなどない。それをどういう形であれ美学にしてはいけないと個人的に思う。