自分がひねくれてるのか、奇跡の力で病気を即座に治してしまうこ .. >(続きを読む)
自分がひねくれてるのか、奇跡の力で病気を即座に治してしまうことなど、ちょっと都合よすぎると思ってしまった。トム・ハンクスの持病、尿道が腫れる病気(だったかな?)や、所長の奥さんが脳腫瘍のために人格が変わってしまうなど、病気の症状で苦しむ人の様子がリアルに描かれていたけど、実際に様々な病気で苦しんだ経験のある人にとっては、自分には起こりえない奇跡と思って、感動するよりもむなしさを感じてしまうかも。それから、コーフィーがその奇跡の力を使って悪人と思った者に制裁を与えたのも、そこまでしてはいけないというか、ちょっと身勝手と思った。双子の姉妹を殺害した真犯人は、本当に制裁を与えるのなら、処刑の日までおびえて過ごし、遺族の前で実行されるというのがやっぱり妥当だったのかも。私には素直な気持ちで観られない映画だったです。