ティム・バートン監督の映画、自分は、暗くておどろおどろしい世 .. >(続きを読む)
ティム・バートン監督の映画、自分は、暗くておどろおどろしい世界観がちょっと苦手なところがあったんですが、この映画は良かった~!雰囲気が全編、明るくて美しくて笑えもしたし。若い頃のエドさんのシーンになるたびに、「今度はどんなお話なんだろう?」とちょっとワクワクさせられた。桃源郷の町で、靴を履く必要がないからといって、履いていた靴を宙に投げて引っかけるシーンが何だかとても好きです。あと、この映画を観て昔のアニメの『日本昔話』を思い出した。(「世界昔話」もやってたな~)この主人公のエドワードもそうだけど、それら昔話やおとぎ話がたくさん作られた時代の人々って、想像力がそれだけとても豊かだったという話を聞いたことがある。20世紀(特に戦争中)になって、そういった物語が作られるのが一気に減ってしまったらしい。でも、現代でもファンタジーやおとぎ話を好む人がたくさんいるのをみると(自分もそうだし)、どうしてなのか不思議だけど、空想することって人間にとって大事なことで、なくてはならない要素の一つなのかな、と思えました。