<ネタバレ>うーん、とにかく熱い映画でした。夏バテもこれ1本みればすぐに .. >(続きを読む)[良:1票]
<ネタバレ>うーん、とにかく熱い映画でした。夏バテもこれ1本みればすぐに回復します(きっぱりと断言します) まず出だしのバスをひっくり返すシーンに圧倒されつつも思わず爆笑。まさにあれは「痛快無比」一気に映画の中に引き込まれました。 日本において在日というのは少数派であり「弱者」というイメージがあったのですが、それを吹き飛ばした瞬間でもあります。あの在日の3人の不良の存在感が素晴らしい。負け犬になっていないし卑怯でもありません。ひたすら熱い奴らでしたね。 ラストで「イムジン河」がラジオから聞こえてきたときは、不覚にもじーんときました。日本映画独特の、しんみりとした感動ではなく、胸が熱くなるような感動がこの映画にはあると思います。 監督はこの映画によって、日朝問題に対して「日本人は反省の意味も込めてもっと考えて欲しい」と言っていましたが、たぶんそのような見方をした人はあまりいないでしょう(笑) 監督がどういう意図でこの作品を作ったにしろ、すでのこの作品は、監督の手から離れていると思います・・。 ここのレビューをみてそれを強く感じたのでした。 しかしあのような熱い俳優たちを縦横無尽に使いこなせるのはやはりこの監督の手腕なんでしょうね。[良:1票]