アニキ~!あんた強すぎるよっ。いったい何人殺したんだよー。ラ .. >(続きを読む)
アニキ~!あんた強すぎるよっ。いったい何人殺したんだよー。ランボーといい勝負するよ!でもアニキの弟おもいには、素直に感動しましたよ。自分にも弟がいますが、弟のために、何かを買ってあげたことは、一度もないと思います。それどころか、悪代官のように、いつも弟から何かを搾り取ってきました。 だから弟は私のことを嫌っているはずです。 ラストの兄弟愛は、じーん、ときました。 弟のほうが、「アニキ。一緒に帰ろう」と言います。それに対して、アニキは「お前だけ逃げろ。お前だけでも生き抜いてくれ!」 うおおおぉ!なんという切ない兄弟の会話でしょうか! 私が同じ立場だったら、死ぬのが恐いので、弟の足にしがみついて、命乞いをするでしょう。しかし弟は、金色夜叉の貫一のように、私を足で蹴り飛ばして、去っていくでしょう。いや、もしかしたら、私が瀕死の状態なのを良いことに、絶好の機会だと思って、とどめをさそうとするかもしれません。 そういうことで、この映画の兄弟愛は私にはちょっと信じがたいものがありました。