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<ネタバレ>これってフィクションじゃないよね?ラリー・フリントの自伝的な物語で、彼の人生のハイライトとなる部分だけに焦点を当てて作られているので、非常に展開がスムーズで分かりやすかった。しかし一大成金のラリーでも、最高裁で提示された保釈金の額(400万ドルとか?)にはギョッとしてたね。やっぱあそこまでいっちゃうと無理なんだろうかね。周りから卑猥な目で中傷されても最後まで己を貫いたラリーはエライっすよ。彼は自由な愛の形を雑誌で表現してたけど、現実世界では奥さんには最後まで不憫な思いをさせてしまったことを悔いてたんだろうなぁ。アルシア役のコートニー・ラヴは劇中、年を取るごとにどんどん派手になってたね。ヤクとかにハマって最後はエイズで死ぬという悲劇的な人生だけど、一人の男を誠実に純粋に愛した女性だったと思う。獄中の夫を訪れるシーンや、会社ではみごにされて苦悩しているシーンとかすごい切ない胸中を本当にうまく役になり切って演じてたと思うよ。