心あたたまる作品。以前自閉症の子供のドキュメンタリーを見たこ .. >(続きを読む)
心あたたまる作品。以前自閉症の子供のドキュメンタリーを見たことがあったので彼の行動などは違和感なく入っていけた。
障害ではなく病気であるので、治るものだとは思うが、兄弟という肉親が触れ合うことで、徐々に心を通わせていく姿は印象深かった。
実は兄(レイモンド)が弟(チャーリー)のことを想って自ら病院に入った、だから弟は兄が実在することを知らなかった…そんな劇中のエピソードを聞いてそこでジーンときてしまった。
しかしレイモンドは日常生活こそ自分の気に入らないところがあるとテコでも聞かないけど、記憶力とか計算力といった特別な能力が備わっていることで、自分をさらに閉ざさずに生きてこれたんだなぁ。誰とも目を合わさない(合わせられない)ダスティン・ホフマンの演技は特筆すべきものです。