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なんだか凝りに凝った脚本だけど、原始的な部分と超越的な部分が入り交じって違和感があった。システムに支配された世界だけど、結局システムを運用するのは人間のモラル次第なんだ、ということではないのかな?絶対的なプリコグの予知能力も、プリコグごとに能力も違うし、3人が同じ像を見ないと確定しないという、なんだかそのへんも人間的だったしね。操り人形みたいで人権もクソもないプリコグにはむなしさも覚えちゃった。マイノリティ・リポートが現れる時点で、システムというものは完全ではない、結局人間が作り出すものに、完全というものはないんだ、その中で欠陥が生まれると、なぜかホッとする気分になります。