メイキングを見てから本編を見たのだが、ダスティン・ホフマンは .. >(続きを読む)
メイキングを見てから本編を見たのだが、ダスティン・ホフマンは撮影当時実生活でも離婚の危機を迎えていたという。
焦げたフライパンを落としてからかんしゃくを起こしたり、久々に妻と再会したシーンでグラスをはたいて割ったりするシーンとかはとてもアドリブとは思えないものだった(汗)。
場面ごとを間延びさせずに、要点だけを切り取った作品だけに、父子、夫妻とその周りの関係だけに焦点が当てられてたので、訴えかけてくる度合いも強い。子役の子も冷静でとても素直なんだけど、子供の感情を思い切り出して演技していたので、すごい子役だと思った。自然に見せるところが難しいと思うので。メリル・ストリープのきれいでナチュラルな演技はこの時期からすでに発揮されてたんですね。個人的に話と外れるけど、法廷のシーンでいかにもクレイマーの弁護士が「勝ち目がない」という雰囲気で顔をしかめてたところがすごく笑えてしまった。