ずっとずっと探していた作品だったので、レンタルショップの片隅 .. >(続きを読む)[良:3票]
ずっとずっと探していた作品だったので、レンタルショップの片隅で出会えた時の感動といったら! 観たい観たいと思っていたら、いつかは出逢えるものですね。こちらの作品はMGMミュージカルのカタログとも言うべき『ザッツ・エンタテインメントPart.2』に収録されています。リリーという身よりのない女の子(年齢は16歳ですが、年より随分と幼そうな設定)が、恋に破れ、行き場をなくしたときに、人形劇の人形たちに励まされるといった、一言でいってしまえば幼稚な内容です。でもでも、あのリリーの可憐さ、人形とホンモノとして真っ正面から対峙し、真剣に大切に思って、共に楽しみ共に哀しむ。あの姿は、私が映画(特にミュージカルやファンタジーなど)を観るときの姿なんですよ、実は。私はリリーのような可憐さは、残念ながら持ち併せていませんが……(汗)。とにかく、映画を楽しむってこういうことなんだなぁーと思わせてくれるステキな一本になりました。1週間のレンタル期間で、通算3回観てしまいました(笑)。なかなか出逢えない作品かもしれませんが、この『リリー』はどこかにひっそりと眠っています。こんな作品に出逢えたことを感謝したいと思っています。[良:3票]