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<ネタバレ>何人かの方が書かれていますが、とっかかりは面白かった(ハズ)なのに、メキメキ面白くなくなった映画の代表格といえます。知事が「東京に原発を(誘致)」と関係者各位に発表するところが最高の見せ場。どーなるんだろう?という期待感だけで、結局なんにも起こらなかった…。というか、いろんなところを茶化しすぎて逆に目も当てられないというか…。原発賛成側を一方的にアホにしただけで議論はなし。あっちの意見、こっちの意見に流される人々にはしーんとしらけるばかり。挙句、知事の「東京原発誘致」は狂言だった!というオチ。もう、どーしてくれるの状態です。でも、極秘のトラックジャック対策に米軍からの協力連絡がきたとき、「なんで知っているんだ?」ってところは、クスリとやられてしまいました。終始、トボケたノリで通してくれたら逆に考えさせられたのかもしれません。中途半端にリアルにしたり、意味不明の人々が出てきたりでげんなりしたのが正直な感想です。ちなみに、私は映画で原発の知識を知りたいとは、まったく思っていません。ドキュメンタリーでやってくれ!って感じです。