<ネタバレ>ラストシーンが本当に美しくて余韻が残ります。「努力はしたんだ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>ラストシーンが本当に美しくて余韻が残ります。「努力はしたんだ…」という台詞とともに、力尽きてまぶたを閉じていく眼のアップのシーン、非常に印象的でした。それにしても、後半の展開の畳み掛けるような緊迫感は素晴らしいの一言です。電車の発車時刻が迫る中での鬼ごっこに、見つかった後の銃撃戦。そして、やっとの思いでプラットフォームを駆け抜けたところで、意外な人物が待ち受けており、冒頭で流れていた結末に。この映画、始まっていきなりラストシーンが流れるので結末は最初から分かっているはずなのですが、それが却って、誰が何故どのように殺ったのか、その謎が深まるわけですね。この斬新な脚本構成も功を奏しています。