<ネタバレ>序盤から中盤にかけての、主人公が大学を卒業してから軍の暗号解 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>序盤から中盤にかけての、主人公が大学を卒業してから軍の暗号解読の任務に就くまでの一連の話が、統合失調症による幻覚であったと真相が発覚することによって、視聴者が完全に泡を食わされる形となります。後半においても幻覚によるストーリー展開に再び引き込まれ「一体、どちらが真実なんだろう」と思わず疑問に思ってしまうほど、そのサスペンスの描き方は秀逸だと思います。で、単なる統合失調症患者のサスペンス物語かと思いきや、最後は心温まるラスト(といっても時は何十年も流れますが)で締め括りでした。なかなか良い映画です。