何と言ってもアクション(銃撃戦)シーンが芸術的で美しい。まる .. >(続きを読む)
何と言ってもアクション(銃撃戦)シーンが芸術的で美しい。まるでゴシック音楽のような荘厳さです。ストーリーはアイデアとしては比較的有りがちな(でも現実には絶対有り得ない)設定を基に、主人公側から見て予定調和的にどんどん悪い方向へ展開していきます。その辺のハラハラ感はハリウッド映画としては典型的なレベルですが、ニコラス・ケイジとジョン・トラボルタの演技が素晴らしいので、これが本作を一級品の娯楽映画に仕立てています。ラストのシーンは物凄く感動しました。凡百な感動ドラマよりもよっぽど泣けます。