98年当時の自分のインターネットライフが偲ばれて、ある意味懐 .. >(続きを読む)
98年当時の自分のインターネットライフが偲ばれて、ある意味懐かしさを感じた作品です。当時はまだダイヤルアップ接続で、PCを買ったばかりの当初は、AOLのお試し版CD-ROMをインストールしてネットをしていました。繋ぐ時の「ピー・ガガー」という音とか、メールが届いたときの「You've got mail」、シャットダウンするときの「Good bye」の音声が懐かしすぎ(笑)。そんなわけでストーリーとは何の関係もないところで思わず楽しめてしまった作品ですが、作品としてはごく平凡です。トム・ハンクスとメグ・ライアンという大外れは無さそうな2人の共演ですが、ジョー(トム)の方はともかく、キャスリーン(メグ)の心境の変化の描き方が足りなくて、ラストはかなり強引に感じます。全ての謎が明るみに出たとき「この卑怯男!」くらいの一悶着があるのかと思いきや「あなたで良かった」だなんて、ハッピーエンドありきのラブコメ映画とはいえ、ちょっと安直すぎるんじゃないかと…。でもまあ退屈はせずに観れるので、やや甘めですが6点です。