政治色やメッセージ色があまりない映画、つまり完全なる娯楽映画 .. >(続きを読む)
政治色やメッセージ色があまりない映画、つまり完全なる娯楽映画は少ないというイメージのデンゼルですが、こういうダメ男の役も出来るんだと感心しました。これ、ストーリーが非常によく出来ています。最初から正直に話していれば何でも無かった事件が、下手に隠蔽工作を始めたがためにどんどん自分の首を絞めていくという展開で、よくある話と言えばそうなのですが、とにかくテンポが良いのです。ただ、ラストがハリウッド映画のお決まりのような楽観さ・安直さで、作品の質を少々落としたかなぁと、その点が残念です。