<ネタバレ> 大人帝国の逆襲は、ホラーである・・・・・子供にとっては。 .. >(続きを読む)
<ネタバレ> 大人帝国の逆襲は、ホラーである・・・・・子供にとっては。
この映画を観に行く子供は、幼稚園から小学校の低学年ぐらいまでだろう。この年代の子供は、自我が確立しておらず、親と自分の区別がはっきりつきにくい。そこで、大人が異質なものとなって、子供たちに襲い掛かってくる、とゆうストーリーは、実に恐ろしいホラーとして感じられるはずだ。
原監督の世代より上の人は、永井豪の名作短編を思い浮かべた方も多
いと思う。
それにしても、夕日町商店街で「白い色は恋人の色」が流れるシーンは、あまりにもさりげない描写なのに、心揺さぶられる。この映像の力はなんなのだろう。歳か。
今ノスタルジーが流行だと感じている人は観たほうがよい映画。
でもね、永遠の幼稚園児に、大人になりたい、と言わせてまで表現したかった21世紀を生きろとゆうテーマとは逆になっている現在はなんと皮肉なことか。