<ネタバレ>『マトリックス』シリーズ完結編。
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<ネタバレ>『マトリックス』シリーズ完結編。
期待しすぎたからかもしれないけれど、個人的には前作『リローデッド』に及ばなかったと思う。もっとも3部作まとめての物語なので、これ一つでの評価はすべきではないし、『リローデッド』と合わせての評価は上々だと思う。
アクションは前作・前々作ほどの衝撃は受けず。最後の雨の中でのスミスとの決戦も、それほど盛り上がるものではなかった(その結末もアレだし)。
一番のクライマックスは、ザイオンのドックにセンティネルの大群が攻めてくるシーン。息を呑む迫力ですごくよかった。ただ、ここで活躍するのはザイオンの脇役キャラで、主要登場人物があまり関わっていない・・。
このシーンでの「ミフネ」はメチャクチャ格好良かった。この「ミフネ」とホバークラフトを操る「ナイオビ」は今回の敢闘賞。モーフィアスは何もしていなかった気が・・
主要登場人物や敵キャラ、脇キャラが「あまり死なない」(もちろん何人かは最期を遂げるのだけれど)のも、盛り上がりに欠け、感情移入しずらいと思った。
預言者オラクルを守るセラフが活躍。かっこよかった。
パーセフォニーを演じるモニカ・ベルッチ。登場シーン一瞬で、セリフも一言くらいで、拍子抜け。主人公たちと、メロビンジアン、トレインマン(新キャラ)らとの決着もあっても良かったのでは・・
観終わった後は、「あー、終わってしまった・・」とちょっと悲しい気分に。なんだか「夏休みの最終日」みたいな感じ。