<ネタバレ>この作品の評価すべきポイントはストーリーだけでなく、主人公エ .. >(続きを読む)[良:1票]
<ネタバレ>この作品の評価すべきポイントはストーリーだけでなく、主人公エリカの心理変化の描写だと思う。その点で、ジョディの演技は素晴らしかったと思う。体の内側から「エリカ」になっていた。特にラジオの仕事を再開するシーンは、特に良く、「目」もそうだが「声」も「覚悟」を持っている者の声だった。この作品はジョディの演技を見るだけでもいいと思う。
もし、僕が、見ず知らずの者に愛する者(家族)の命が奪われるというエリカと同じ状況におかれたならば、隣人に恐怖し、銃を持ってしまうだろう。その後、エリカは偶然が重なるとはいえ、自分の行動に、嫌悪しつつも(もう前の自分に戻れないと思いつつ)ラストにたどり着く。物語ラストの行為は、エリカも社会的に反する行為だと解っている。僕もそう思っている。けれども反社会的行動を僕も必ず同じ行動をとる。そう思わせる素晴らしい演技だった。ジョディ天才。[良:1票]