<ネタバレ>物語の終わる時に船でフロトが旅立ったのは
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<ネタバレ>物語の終わる時に船でフロトが旅立ったのは
戦いの終わった後に、他の人たちは普通の生活に
戻れたのに、フロトだけは刀や指輪で受けた
体や心の傷の重さに苦しみ元には戻れなかった
からです。
サムがフロトから指輪を預かった時に
フロトに指輪を渡すのを躊躇います。
それは短い間だったのにサムが指輪に誘惑
されていたからです。そのサムにフロトは
「君が破滅するから指輪をかえしてくれ」といいます。
それは裏返してみると、その時にフロトは
自分が指輪の魔力におかされ、
破滅していると悟っているからです。
そんな絶望の時でさえ、フロトは自分が破滅しても
君には(サム)破滅してほしくないと言ったのです。
フロトがいなかったらこの映画(物語り)には
終わりは訪れることはなかったと思います。でもフロトだけでも
滅びの山にはたどりつけてなかったでしょう、
この物語はそれぞれの人がそれぞれの役割を持って
生きて戦っています。旅の仲間や、白の勢力、そして
すべての兵士たちの協力や勇気が指輪を捨てさせ
世界を守ったんだと思いました。