ミシェル・ゴンドリーのPVが好きだということもあり、何気なく .. >(続きを読む)
ミシェル・ゴンドリーのPVが好きだということもあり、何気なく見たんだけど、全体を通して、映像と音楽の雰囲気が好き。ケイト・ウィンスレットはあまり好きな女優ではないんだけど、この作品ではすごくキュートに見えたことと、相対してジム・キャリーの暗く、悲しげな表情が意外とハマっていたことに驚いた。他のレビューで、中ダルみがあるとか、メアリーと博士の逸話はいらないとか色々書かれてはいるけども、あえてそういった展開やストーリーの流れに強弱があるあらこそ、主題となるモノが浮かび上がってくるんだと思う。確かに見たばかりの時は、そういった無意味に思えるシーンが気にはなったけど、それらがもしこの映画になかったなら、好きだ嫌いだを言い合うだけの、単純なラブストーリーで終わっていたんだと思う。恋愛とは、単純でもあり、その実とても複雑で、人が惹かれ合うということに、意味無意味なんていう定義は付けられないんだと思う。