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<ネタバレ>いわゆる「時間潰しにもってこい!」系の作品。細かく見ていけば、アレンにしては珍しく雑な展開を見せる箇所がある。また、オチに使われた元ネタ(英米での通行車線の違い)も昔からしばしばジョークのネタとして用いられてきたもので目新しくはない。Upper classの英国人への描写も正直ベタが過ぎて現実的ではない・・・
とまあ、難クセをつけようと思えばいくらでもつけらるが、あくまでも気軽に見る作品であって、論評し、考察する映画ではないので、これはこれでいいのだと思う。アレンの“New Muse”スカーレット・ジョハンスンとのコンビも磨きが掛かってきたようだ。