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<ネタバレ>30年前の「サスペリア」発表時にはあのゴア描写はさぞかし衝撃的だったと思います。ただ今の時代、グロ描写や残酷描写も珍しくなくなり、その部分だけで勝負するのは難しくなりましたね。アルジェントの魔女3部作完結ということですが、お約束の串刺し、裸、死体入りのグチャグチャプールなど、娘にも全然容赦しない部分は評価したいです。魔女もあのローブ燃やされただけで崩壊ってどんだけモロいんだよと思ったり、相変わらず全体のテンポが遅かったり、ゴア描写に入る前にこれでもかと凶器をアップにしたり突っ込みどころ満載ですが、良くも悪くもアルジェントカラーですね。しかしお母さん役のダリア・ニコロディ、ちょっと無理があったかもしれませんね。親子愛でもないし、肝心な部分で助けてくれたわけでもないし。しかし見る側もこの何年かでだいぶゴア描写にも免疫がついた気がします(笑)