あれだけの旧3部作が存在するだけに賛否両論あるのは当然で、作 .. >(続きを読む)
あれだけの旧3部作が存在するだけに賛否両論あるのは当然で、作る側も辻褄合わせるのが大変だっただろうなと思う。「旧3部作より新しく見えちゃいけない」とルーカスが言ってたが、その努力は一応伺える。だがそんな辻褄合わせやアナキンにスポットが当てられすぎて、それを除くと半ばどうでもいい話になっている。強引ではあるがキャラの濃さを出していたダースモールも1作限りですか。何てもったいない。そんなエピソード1だが、スターウォーズの主題は健在でよかった。ヨーダ先生を前にして、「母親に会いたい」というアナキンの第一声、「お前は恐れている」と言い放つヨーダ先生。「帝国の逆襲」と対称的なこのシーンにジェダイの難しさを感じた。彼らの言う「年をとりすぎている」は「愛を知ってしまっている」ということで、何だかんだいってもジェダイは愛を否定している。アナキンの行く末を知っているだけに、続編を非常に楽しみにさせてくれた作品ではある。