はっきり言って、期待していなかった..どうせ、映画好きの、お .. >(続きを読む)
はっきり言って、期待していなかった..どうせ、映画好きの、お笑いタレントが、才能もないのに監督のまねごとをして撮った、映画..って思っていた..「ドロップ」「漫才ギャング」 品川ヒロシ 然り、「ボクたちの交換日記」 内村光良 然り..(「陰日向に咲く」は退屈な映画だったし..) ところが、本作を観て びっくり! いやいや どうして、とても良く出来ている! ストーリー、演出、撮影、編集..どこをとっても、映画として、合格点! 脚本は、共同執筆のようだが、シンプルで上手くまとまっていて、ムダが無く、観ている者を飽きさせない..映像は、撮影監督が良いのだろうか..手慣れたカメラワークで、普通に違和感なく、むしろ上手い、って言えるシーンも、随所に見られ..演出、編集も、なかなかの高レベル..これは、監督のセンスなのか..周りのスタッフが、優秀だったのか..定かではないが、素人が簡単に真似出来るものじゃない..さらに、役者陣、大泉洋! 彼の貢献は見逃せない..演技が上手い! クサくなりがちなベタなシーンも、ナチュラルな芝居で、顔の表情(顔芸)が絶妙! マジックシーンも吹き替えなしだそうで、相当練習したらしい..役者魂!が見て取れる..劇団ひとり 演じる父親、無思慮で、だらしなく..そして 不器用..作中いろいろとやらかしてくれるが..なかなかの好演で、物語の中で良く効いている..映画のラスト、ここも、一捻りされていて、玄人好みのニクイ演出..すべてにおいて、良い意味で期待を裏切ってくれた、良作..ドラマ好きの方、オススメ!!