勘違い映画特有の臭いがプンプン漂ってくる本作..小学校でのエ .. >(続きを読む)
勘違い映画特有の臭いがプンプン漂ってくる本作..小学校でのエピソードが、わざとらしく、そこはやり過ぎでしょ~ ってところが散見され、どうにもリアリティーが無い..こりゃダメかな~ と思ってたら、終盤、なんとかそれなりに無事着地..ぎりぎりセーフ..主人公の高良健吾が、甥っ子に抱きしめられるシーン、尾野真千子が、池脇千鶴にガッって抱きしめられるシーン..そこが、とても印象的で良かった(秀逸)..富田靖子もよく効いていたかな..ただ、全編どよ~んととても暗く、微妙に細かい部分がウソくさい..作家が創った作り物感(創作物語感)が否めない..脚本、演出がそうさせているのだが..これじゃメジャー映画、一級品には到底なれない..脚本、監督を、山田洋次や李相日あたりがやれば、秀作になったであろう内容だけに..残念...