これが1967年の作品とは驚き。古くささを感じるどころか、逆 .. >(続きを読む)
これが1967年の作品とは驚き。古くささを感じるどころか、逆にすごい斬新。これこそが芸術映画ってものなのかな。全くセリフがなくても楽しめると思う。むしろセリフが全くない方が面白いかもしれない。何より全体の画面遊びと構成が非常に興味深い。特にレストランの場面で、ウエーターが客の花飾りの帽子に水をあげているようなシーンがちょっと小技が効いてて好き。またラストの街全体が色んな表情を見せてくれるシーンが印象的。ストーリーうんぬんと言うより芸術的に評価したい作品。