<ネタバレ>先ほど観終わりました。
ウーン。。。私はそれほど嵌れま .. >(続きを読む)
<ネタバレ>先ほど観終わりました。
ウーン。。。私はそれほど嵌れませんでしたねー
ただ、言わんとする所は良く分かります。
この映画のキーに成っているのは銃と人種、悪意と善意
そして個人それぞれの立場です。
銃を持っているから警官は特権を付与されている様に
人から思われ、自分も思い上がる。
その時もし、銃を持って居なかったら人を撃ち殺す事は無かったし
タマタマその時、銃を持っていたから人は殺意を抱く。
白人は黒人を犯罪者と決めつけ、恐怖し、憎悪し
黒人は黒人以外に敵意を持ち、コンプレックスを持っている。
そしてみんな絶えずイライラし、不協和音の絶えない社会。
しかし、それでもそれぞれの立場で人は生きねば成らない。
そこには悪意も善意も、また、善意から生まれてしまう悪意も有る。
無論、その逆も。
これは正義、不正義という世を統べる建前以前に
人は善悪に関わらず、人として否応無く縛られる業という物が
厳然と有るという事なのでしょうか。
それをこの映画ではちょっと不完全(私の要求というか、我侭で見ればの話で)ですが
そこそこ面白く描いています。
しかしねぇ。私はいかにもっていうエピソードに見えちゃうんですが
この辺り、みなさんは違和感無かったでしょうか。
この監督の「スリーデイズ」という作品が非常に面白かった分
ちょっと拍子抜けした映画でした。
でも若い人が見ると、面白いのかも知れません。