<ネタバレ>ひとことで言って、めちゃくちゃクールなバイオレンス映画。
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<ネタバレ>ひとことで言って、めちゃくちゃクールなバイオレンス映画。
けれど、14歳で死んだロシアの少女の日記がオープニングからラストまで語られるとこから
ロシアンマフィアの実態とか現状を世に知らしめようという意思が感じられて
単なるバイオレンスじゃなくきちんと社会派映画になってると思う。
タイトルの「イースタン・プロミス」意味が人身売買だそうで、もうこれだけで問題提起は何かが
わかるし。
俳優も物語の進み方も無駄と感じる所が一切なく、へんな娯楽性もなし。
バイオレンス映画、しかしそれを欧州のなんとかって監督みたいに「世の中、人間なんてこんなもん」的に
描いてないとこが良いです、グロいシーンもあるけど暴力を否定的に描いてると感じます。
特にヴィゴ・モーテンセンの、いいやつなのか非道なヤクザなのか・・・というキャラといい所作といいサイコーです。
全編、物凄い緊張感。安定のヴィゴの最高にシブイ演技。観てよかったー。[良:1票]