ジェームズ・スペイダーもマリサ・トメイも老けたなあ、時の流れ .. >(続きを読む)
ジェームズ・スペイダーもマリサ・トメイも老けたなあ、時の流れを感じました。しかしキアヌは老けてないんだよね。前頭部が不安なスペイダー、でも淫靡な目は健在。役作りなのかその所作、風情がどことなくアル・パチーノだった。
そして映画のほうですが、これはサスペンスというよりもスペイダー演じるFBI捜査官の試練と苦悩とそれを克服するはなしという感じでした。ここでの話題はやはりキアヌの猟奇的異常犯罪者役なんでしょうけど、やっぱりキアヌには無理、にくったらしさをそれほど感じないもの。どうしてあそこまでスペイダーに付きまとうのか、食い下がるのか、キアヌのその心情、根拠の描写が薄いですね。たぶん半月と経たないうちに観たことも忘れちゃうタイプの作品。