<ネタバレ>順序通りマーガレット・サッチャーの半生を描いているのかと思っ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>順序通りマーガレット・サッチャーの半生を描いているのかと思っていたんですけど、まさか認知症の症状が出始めてからの追想と幻想のシーンで描いているとは意外でした。
サッチャーを否定する人はイギリス国内では今もいるだろうし、讃えるような作品にはできなかったのでしょうか。
会議などでの発言には「おぉ!!」となるものもあって、やっぱり叩き上げの人は違うな、なんて思ったり。
イギリス初の女性首相で葬儀はエリザベス女王も参列という準国葬でしたし、それだけの人物なんですね、伝説の偉人です。
とにかくメイクの技術もさることながらメリル・ストリープが上手いのなんの、彼女の演技を堪能する映画という感じでした。
でもイギリス人女優で誰かいなかったのかしらね、いい女優さんはいっぱいいるのに。
サッチャーの娘役、見覚えのある顔だなあと思ってたら、女王役でオスカー主演女優賞のあの人でした。
アカデミー賞常連のストリープと母娘役で共演して自分も受賞したんですねぇ、何かめぐり合わせみたいなものを感じて、こっちに感動してしまいました。