傲慢男とその家族の再生を描いたハッピーエンドな話なのですけど .. >(続きを読む)
傲慢男とその家族の再生を描いたハッピーエンドな話なのですけど、死ぬか生きるかの目にあい、記憶まで無くさなきゃ人間変われないものだとしたら、なんかチカラが抜けるというかやりきれなくなっちまいますね。なぜかこだわっていた「リッツ」がクラッカーのことじゃなくて、浮気の場所だったホテルの名前だったっていうのがちょっとムカついたかな。奥さんも浮気してたわけだけど、旦那があんな状態になっても逃げ出さなかったということは愛は冷めてなかったんでしょうね。アネット・ベニングがいい感じでした。怪我の功名、雨降って地固まるというところですね、それにしては大きすぎる犠牲だったけど。今日までは無事に生きてこられても明日はどうなるかわからない、イザというときのためにやっぱり蓄えは必要だとも感じた。