<ネタバレ>B級ホラーサスペンスみたいなオープニングなんですが、予想と違 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>B級ホラーサスペンスみたいなオープニングなんですが、予想と違ってかなり良い拾いモノしたと大満足です。
無駄なものがなくて集中しやすいし、なんでもないセリフが伏線になっているのね「クラシックな車だ」「その古い上着」「いいライターね」とか、暖を取るために燃やした新聞の2011年がなぜかアップになったり。
事の真相が見え始めた時に全ての辻褄があうわけです。うん、こういうのゾクゾクして気持ちいいですね。
で、ドイツ人で英語がまったく通じないというもどかしさ。
これで未来は変わるんだと思ったらまたコンビニに。あのコンビニと店主はなんだったのか、金庫には何があるのか、トムは生まれるのか生まれないのか・・・
決してハッピーエンドではなく、トムの罪をあがなう、罪を犯させまいとするループのようでもあり、この作品のちょっと変わっているところは子どもを産む女より父親が軸になってるように感じるところです。
目元が父親そっくりのスコット・イーストウッドが良いですね。キャサリン・ウォーターストン、サラ・パクストンもそれぞれの年代がぴったり合うルックスと雰囲気で見事なキャスティングだと思いました。