<ネタバレ>繋がりそうで繋がらないという群像劇でした。
パリ、ローマ、 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>繋がりそうで繋がらないという群像劇でした。
パリ、ローマ、NYと3組の男女、マリア・ベロとミラ・クニスは繋がってたんですが、なぜかパリとNYのホテルが混ぜこぜで、共通するのは幼い子ども、子どもに面会させてもらえない母親、父親の過失によって子どもを亡くした母親っていうのが浮かび上がってくるわけです。
メモ用紙と白バラも果たして現実なのか。。。突き詰めるとパリでの男女二人の出来事もどこからどこまで現実なのかわからなくなる。確実に間違いなく信用できるのはPCで文字入力しているリーアム・ニーソンとキム・ベイシンガーだけになってしまいました。ラスト近くの電話の会話で「数か月前に捨てられた」と言ってるし。
作家の新作小説を映像として見てたとはっきり気付いたのはそれぞれ順番にフェードアウトし始めた時で
「あーやられたー」と。それぞれのパートは手抜き感はないし、なかなか面白く観られました。
「WATCH ME」は息子の最期の言葉でマイケルの耳にずっと残ってるんですね。
もう一度、検証のために観てみよかなとは思わないんだなぁ。