能天気な暴走カップル、セイラーとルーラの恋の逃避行がケバケバ .. >(続きを読む)
能天気な暴走カップル、セイラーとルーラの恋の逃避行がケバケバしさと説明のつかないヘンなやつらがでてきて描かれているわけですね。リンチの変態趣味ともとれる数々の映像、しつこい演出がかなりうれしい。なんといってもニコラス・ケイジのバカバカしいほどキザな演技がいい、この人ってどの作品を観てもいつも「一生懸命」なのね、手抜き仕事してるなーと感じることの無い俳優だと思う。
舞台、背景は砂漠みたいにカラカラ乾いた感じなのに、登場人物たちは濃くてジトっと湿った雰囲気なのが心地よい不潔感を感じさせる。
ユーモアと狂気のバイオレンス映画、でも純愛モノとも言えるんじゃないでしょうか。
マイナス1の理由は・・・「ツイン・ピークス」のキャストをあっちにもこっちにも出しすぎってことかな。