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<ネタバレ>深夜のTVで観て「あ~、そう言えばコレ、一昨年くらいに観たわ」と…。それくらい印象の薄いつまらない映画。話は結局「ローズマリーの赤ちゃん」の亜流であり、そこに「エクソシスト」と「オーメン」のフレイバーを混ぜてみました、みたいなオリジナリティの欠片も無い物。演出はのっぺりとメリハリ無く、山も無ければ谷も無い。当然見所と言える物も無く、役者はウィノナはさすがに綺麗だけれど色気が無い、相手役の男優を始めとする共演者連中には誰一人として華が無い…。と、無い無いづくしの一時間半はけっこうツライ。ラストもねぇ~…。男に何らかの変化が起きてバンッ! っつーのなら話も分かるが、「大丈夫だ。何も起きてない」と言ってる男を、ただ車のデジタル時計が666になったからと言って撃ち殺したんじゃ、ただの殺人だろーよそれは。殺人と言えば、パーティ会場で男を殺そうとした助祭は、取り押さえられて有無を言わさず首の骨を折られて殺される。おいおい、そりゃただの殺しだぜ。過剰防衛ですら無い。一事が万事この調子でチグハグ、全てにおいて詰めの甘さが気になる作品。