<ネタバレ> 原作があまりにも中途半端だったので、映画は何らかの解釈を持 .. >(続きを読む)
<ネタバレ> 原作があまりにも中途半端だったので、映画は何らかの解釈を持ち込んで提示してくれているのか? と思いきや……orz。これじゃ単に「原作の粗筋を2時間で出来る範囲でなぞってみました」って感じの映画ですな。
しかも、原作を読んでる者には、なぜ??? と思うような改変がたくさんある。仁村と岩田が車で動いてるのを見て「ああ、ヘリ使う予算が無かったんだぁ」と思ったら、後からちゃんとヘリ使ってるし。だったら、ワケのワカラン民間人がヘリを操縦してるより、自衛官が操縦してる原作の設定の方がリアルじゃん? しかも、なんで根津甚八はあんなに試薬の入った食料について詳しいんだ? さらに関東、東海と巨大地震が併発して富士山が噴火、地殻変動で房総半島に新しく富士山そっくりの巨大火山が……、という説明が何も無いから、何の騒ぎやら全く分からないまま、ただドタバタと右往左往してる。
だいたい龍頭って何? 誰が何のためにあんなロボトミー手術を? で、だから彼らが何なの? タイトルになるほど重要なモノのはずだったんじゃねぇの? これをまず原作者に聞きたいね。w
まあ、原作既読者の暇つぶし程度には……、って映画だな。