思い出したくない映画というものが誰の中にも存在する。それがと .. >(続きを読む)
思い出したくない映画というものが誰の中にも存在する。それがとくにやたら世評が高い作品だったり、大ヒット作だったりするとなおさら。だからこそ叩き甲斐があるというものなのだろうが、それ以前の問題として本作はもう脱力。映画の話をしていて本作の話が出てくると、私なぞはもう顔がほとんど引きつる始末。オエッ!こんなヌルい殺し屋がいてたまるものか!暗殺者はあくまで非情で冷酷でなくてはならない。チビッ子と戯れて、チャップリン(だっけ?)を観てる暇があるならヴァンチュラでも観ろといいたい(笑い)。そしてラストは甘ったるいスティング・・・。ああもう、「ニキータ」は最高に痛快だったのに・・・。