「HANA-BI」以降ずーっと裏切られ続けているけど、監督曰 .. >(続きを読む)
「HANA-BI」以降ずーっと裏切られ続けているけど、監督曰く「これで区切りを付けた!」本当にそうあってほしい。
「ソナチネ」までの鋭さ、安易に手を出せば血だらけになるような緊張感はもうなくなり、はや17年その間実験的にギャグ、自分懐古、イメージの固定、商業主義、自主映画。よくもまあ定期的に作品を発表できたものだ、それも監督の実力のなせる業なのだが、もう吹っ切れただろう、そろそろ自分の好きなように映画を撮ってください。
私が知ってる北野武はこんなもんじゃない、あらゆる面で優れた人だ。無事に行けばあと30本ぐらいは映画を撮り続け偉大な監督になる。そうなった時、この時期の映画をなんとか時代と名付けて懐かしむことだろう。
映画の評価は松本人志作品と同様、次!次!ダメならまた次!といくらでも甘くみます。