グッと来た。
ベタなストーリー、ショボイ演出ながら、と .. >(続きを読む)[良:1票]
グッと来た。
ベタなストーリー、ショボイ演出ながら、とても良い出来。
役者の力量が作品をおおいに底上げした。
言うまでも無く安藤サクラは素晴らしいの一言に尽きるが、新井君や根岸さんは元々上手いとして
有名でない役者さんのダメな人たちの演技が秀逸、「マジっスか」連呼爆笑。
ダメじゃない人ではジムの会長とコーチの若者が泣かせる。
茶髪の部分(ダメな自分の象徴?)を切り取って、黒髪で望む大一番、ボコボコにされながらも力が入る。
決するパンチのシーンは演出が下手だったが、
試合後「勝ちたかった」と繰り返す一子には、もう贅肉も茶髪も無く前へ歩き出せた。
シンプルで良い映画、1点を掘り下げて役者が好演すると日本映画は面白い。[良:1票]