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<ネタバレ>グレゴリー・ペックがアカデミー賞をとった作品ってこと以外になんの予備知識もなく見たんで、途中からの展開にアタシはけっこうビックリしちゃったわ。 序盤は子供目線の日常を描いたノスタルジックな感じだったし、日本語のタイトルもなんだか「古き良きアメリカ」みたいな感じじゃない? ところがどっこい法廷のシーンあたりから、まるで別の映画になったかのようにアメリカの暗い過去を真正面から扱ってて…。 もちろん当時の黒人差別はこんなもんじゃなかっただろうし、大いに美化されてもいるんだろうけど、どう考えてもあの父娘(ムカつくわー!!)が大嘘ついてるのに結局トムが有罪になっちゃうあたりはけっこうリアルっていうか…。 まあ「素晴らしきアメリカ」の象徴のようなグレゴリー・ペック主演でこんな映画を作ったってこと自体、アタシはけっこう頑張ってると思うの。 …子役たちの素晴らしさと若き日のロバート・デュヴァル(デビュー作ですって!)もあって、なかなかいい作品だと思うわ。