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音楽や映像は申し分無いとは思います(エフェクトが利き過ぎているとは思う)。
しかし、話に今一つわかりにくいところがある感は否めない。
それはシーンの繋ぎ、流れが非常に悪いからである。
映像的にはとても美しいシーンの連続なのだが、
あくまでそれは『画の連続』でしかなく話の全体像を掴むには余りに情報量が少ない。
ただ、所々ハッとするシーンがあったのは確かである。
そこはPVで培った実力ですね、自分もtravelingのPVは良いと思います。
が、クレイアニメやバラシン戦で用いられたスピード線等の演出、
戦闘中の顔アップの多さが微妙臭を漂わせます。
とことんアクション満載にしエンターテイメントに徹すれば飽きが入る、眠気が・・
といった中だるみを少しは抑えられたかな、と思います。
ラスト、一気に長台詞で畳み掛け、纏めあげようとしていますが
結局のところ作品の言いたい事を主題歌が端的に表現してしまってます。
「これは宇多田ヒカルのPV」と思えば納得です、割と宇多田の中では好きな歌です。
何やかんやと言いましたが、そもそも見ようとした理由はミッチーのためです。
そこそこに出番もあり、唐沢寿明含め二人を堪能できたので満足です。