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<ネタバレ>邦題と画質の荒れが102年前を感じさせるジキル博士とハイド氏が描かれた無声映画。
ジョン・バリモア>>>>>フレデリック・マーチ(1932版)>スペンサー・トレイシー(1941版)
超絶過ぎるオトコマエ貴公子が特殊メイク無しのアイーン顔での最初の変身シーンは強烈にも程があり久々のリプレイタイム。
哀れを誘う最期の横顔の美しさも目に焼き付きます。
本作がデビューとなった毒婦女優ニタ・ナルディを初めとする共演陣が影が薄く、字幕で語られる個々の胸中が今一つ表現されていないところの物足りなさもバリモアの怪演に押さえ込まれます。
善だ悪だと言っても価値観、本質は一つだと思わされる秀作です。