<ネタバレ>猛禽類の眼差しのユル・ブリンナーと凛としたイングリッド・バー .. >(続きを読む)[良:2票]
<ネタバレ>猛禽類の眼差しのユル・ブリンナーと凛としたイングリッド・バーグマンの放つ大スターのオーラに魅了される。
特筆すべきはヘレン・ヘイズ演ずる皇太后。
謁見シーンからラストまで二人を完全に食ってしまう貫録の存在感で
「私は過去に生きる、貴女には未来がある」に泣けてしようがなかった。
将軍の極々淡い恋心を察した計らいに感動し、互いに「好きだ」と告げるシーンを一切見せない粋な演出に感服し、物語の〆の一言にとどめを刺された。テーマ曲共々珠玉の逸品。[良:2票]