あのジェームス・トニーに母と慕われる、ジャッキー・カレンの人 .. >(続きを読む)
あのジェームス・トニーに母と慕われる、ジャッキー・カレンの人生の映画化だが、期待に反して駄作。男社会での女性の葛藤を、おもしろおかしく描いたはいいが、ボクシングというスポーツに対しての愛情がない。実話とは言いながら、ストーリーの大部分がフィクションで、6階級のチャンプを出しつつも多勢のボクサーから訴訟を起こされた、偉大で狡猾な女史の実像には程遠い。ボクシングの世界チャンピオンって、こんなに簡単になれるのか?と思われては、たまったもんじゃない。