初代の主人公が、時代の流れに最後の反逆を挑むアメリカンアウト .. >(続きを読む)
初代の主人公が、時代の流れに最後の反逆を挑むアメリカンアウトヒーローなら、この作品の主人公は、ただの馬鹿者。妙に忠実に、時には画面の構成まで、初代をリメイクしているのが逆に痛い。激走2000キロなんてサブタイトルがついてる時点で、救いのないことになっているのは容易に想像がついたが、ついつい観てしまった。 こんな映画のせいで、初代バニシング・ポイントの名前のあとに(1971)と注釈がついているのかと思うと、やりきれない。