重厚というより地味。歴史的事実として結末がわかった状態での映 .. >(続きを読む)
重厚というより地味。歴史的事実として結末がわかった状態での映画だけに、スリルを味わうというより、なんとも出来ないもどかしさを味わう映画なんだろうが、暗殺者の繰り出す数々の謀略に対して、刑事が圧力のせいでまともに身動きが取れず、それがもどかしいというよりしんどい。政治的にデリケートな実話の映画化だけに、全てをさらけ出すわけにはいかないんだろうが、製作者側の、もっと色んなヤバいこと知ってるのに!と言いたいことが全て言えない疲れが、こちらに伝染してくる