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コメントすることさえ恐れ多く感じられるほど素晴らしいの一語に尽きる傑作。おそらくかなりな映画人が「こんなことやっちゃってみたいけどおっかなくてできないな~」と感じていたことをさくっとやって見せてくれちゃうタランティーノという人は本物のバカだ。だから素敵なんだけど。非常にインチキ臭い仕立てではあるが実は緻密に計算されていることは明らか。ただしミスター・クリーン役を演じたハーヴェイ・カイテルが急遽電話で呼び出された時、なんで朝の7時からカクテルパーティなんかに出ていたのかとか、みみっちい疑問は残る。だから何?