ティム・バートンならではのブリキのおもちゃ感覚に、ノスタルジ .. >(続きを読む)
ティム・バートンならではのブリキのおもちゃ感覚に、ノスタルジックな時代劇が見事にマッチした佳作。陰鬱なムードの中、ジョニー・デップのコミカルな演技が絶妙なバランスで溶け込んでいる。伝説の首無し騎士、予言する老婆、謎の美少女を巻き込んで怪しく展開するティム・バートン・ワールド。この独特の世界観は、シンプルに見えるが案外真似の出来ないものだろう。関係ないけどクリストファー・ウォーケン演じる首無し騎士は、首のあった頃の方がずうっと恐い。この年は傑作が多かった気がするが、中でも印象深かった作品である。