まず扱っている題材の割りに映像がチープ。ストーリーは泥沼の不 .. >(続きを読む)
まず扱っている題材の割りに映像がチープ。ストーリーは泥沼の不幸話で、ラストには救いも発見も何もない。救いのない不幸話は基本的に好きではないし、関わりあった弁護士がこの物語から何かを学んだとかそういう前向きな展開もないので個人的にはほとんど何の魅力も感じなかった。法廷モノとしてももう一つ決めてに欠けてた気がするし、これを観て得られるものが「5ドル盗むのはやめよう」というだけだったらちょっと虚しい。現代版「ミッドナイト・エクスプレス」を期待してしまったせいか、世間の評判とは裏腹に印象が極めて低くなってしまった。あくまでも、もっといい映画はいっぱいあるんじゃないの?という感想。別に悪くはないのだけど。